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プラスチック包材をめぐる環境問題
環境問題について、欧州発の環境提言、海洋プラ汚染問題、学者やメディアの助長、
中国廃プラ受入禁止など世界的に問題になっております。
◆国内の動き
プラスチック資源循環戦略として下記4点が挙げられています。
①リデュース
・2030年までに、ワンウェイのプラスチックを累積で25%排出抑制。
・レジ袋の有料化義務化など
②リュース・リサイクル
・2025年までに技術的に分別容易かつリュース可能又はリサイクル可能なものにする。
・2030年までにプラスチック製容器包装の6割をリサイクル又はリュースし、2035年までに全ての使用済みプラスチックを加熱回収を含め100%有効活用する。
③再生利用・バイオマスプラスチック
・燃やさざるを得ないプラスチックについては、原則としてバイオマスプラスチックを使用する。
・2030年までにプラスチックの再生利用を倍増し、バイオマスプラスチックを最大限(200万トン)導入する
④海洋プラスチック対策
・ポイ捨て、不法投棄撲滅
・3R:減量 (Reduce).再使用(Reuse).再生(Rcycle)+再資源(Renewal)=4R
環境対策として再生可能な、生物由来のバイオマスプラスチックやバイオマスインキなど、
包装の役割を考え、情報を発信しながら、環境優先か、それとも機能性追求か、
業界も各々ハイブリッド化が必要になると思います。
代表取締役社長 佐伯 輝彦