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人間の脳のメカニズムがもたらす集中力
人間の脳には計り知れないほどの潜在能力が隠されていると、
最近読んだ本の中で見かけました。
ある研究についての記事を読むと、
脳の記憶容量をコンピューターの理論で計算すると17.5テラバイトという数字が
算出されていました。
デジカメ写真(1枚4MB)で換算すると約430万枚となります。
つまり430万枚の写真の記録を保存できるだけの記憶容量があると計算できます。
私達の脳の能力を最大限に引き出せば、これだけの情報量を記憶できるようです。
一方で、人間の脳が同時に処理出来る情報量は非常に少ないことも分かっています。
3個以上の情報量を同時に処理しようとすると、
脳の作業領域は限界を迎えてしまいます。
つまり記憶出来る容量は限りなく多いにも関わらず、
同時に作業できる領域は少ないということです。
複数の仕事を同時に行う方が効率的に感じますが、
実は脳に凄まじい負荷がかかっており処理能力も低下してしまいます。
1つの課題に集中出来ない環境の中で行われた実験で下記のような結果が出たそうです。
・課題が終わるまでの時間が50%増加
・ミスをする確率が最大50%増加
複数のことを同時に行うのではなく、
目前の1つ1つの課題に対して集中し取り組んでいきたいと思います。
Shuto