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〜うみがめ〜
まだまだ残暑が厳しいですが9月に入り月末には涼しくなるだろうとゴールが見えているので気持ち的には少し楽になりました。
この写真は、屋久島で今年生まれた生後3か月のアオウミガメの赤ちゃんです。
まだ手のひらに乗るくらいの大きさでした。
泳いでいる姿がおもちゃのようにかわいくて、しばらく水槽の前から離れられませんでした。
知らなかったのですが、ウミガメは1億年来、この地球に生息している驚くべき生物だそうです。
中には、およそ2億3千万年前のものとされる化石もあるようです。
長寿のシンボルとして、あるいは子孫繁栄、強さ、邪悪から人間を護ってくれる存在として、
様々な国の文化・風習のなかに人はウミガメを崇めてきたそうです。
オーストラリアの先住民アボリジニを始めとして、アジア・太平洋地域の人々、
さらにアフリカ沿岸地域、中南米からヨーロッパまで、カメは特別な存在でした。
カメの甲羅の上に世界が創られたとする神話もあるようですよ。
日本でも「浦島太郎」にも登場するなど昔から馴染みの深い生き物ですね。
ウミガメの赤ちゃんを見てると絶滅の危機を逃れられることを願わずにはいられませんね。
アシスタントC