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地球温暖化問題と海洋プラごみ問題について
連日、報道されております、地球環境、海洋プラスチックごみの問題について
今後どう取組んでいくか、対策、効果、解決策について調べて見ました。
<地球環境問題>
100年後に4℃の上昇がみこまれており、2050年までに脱酸素社会にするという動きがあり
CO2削減が一番の対策。
<海洋プラスチックごみ問題>
廃棄物管理ができない国、あるいは漁具、ポイ捨てによる海洋へのプラスチックごみの流出
が問題とされ、2050年には「海洋プラスチックごみの量が、海にいる魚を上回る」と予想されています。
日本から海にへ流出するプラスチックに関しては、漁業で使用する漁具(網等)、
震災時に流れたごみ等であり、日本では陸上で発生したほぼ全ての廃プラスチックが管理出来ている状況です。
新興国の廃棄物管理問題➡マイクロプラスチック(5mm以下)➡生物の生態系ヘの影響が懸念されている。
<各種プラスチックの特徴とCO2削減効果>
①石油由来プラスチック
(石油資源を由来)とするコストが非常に安くリサイクル可能。
②バイオマスプラスチック
(さとうきび➡バイオPE・バイオPET等)植物を原料の一つとする。
配合量によりCO2を削減できるがコストUPになる。リサイクル可能。
③生分解性プラスチック
(とうもろこし・穀物等➡ポリ乳酸等)植物由来。微生物によって分解される
CO2を100%削減できるがコストUPになる。自然界で分解可能。
④リサイクルプラスチック
(回収トレー・回収透明容器・回収ペットボトル)回収トレー・ボトルを原料とする。
再利用の為、CO2を約30%削減できる。コストも安くリサイクル可能。
上記の様に、原材料によってCO2削減量・コスト・リサイクルなどが変わってきます。
地球温暖化問題と海洋プラごみ問題の双方を解決するには、
バイオマスプラスチックや生分解性プラスチックなど使用する企業も増えて来ていますが、
安定的に供給、かつ経済合理性のある価格にならないと難しい部分もあると思いますが
弊社としては、正しい知識で、いいバランスのものをご提案ご提供出来るように
日々努力して参ります。
代表取締役社長 佐伯 輝彦