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色相感とは?
色相感とは色相(赤・青・黄などの色の系統)が人に与える全体的な印象や雰囲気のことです。
同じ明るさ・同じ彩度でも、色相が変わるだけで感じ方は大きく変わります。
・赤系:暖かい、情熱的、活発
・青系:涼しい、落ち着き、信頼感
・黄系:明るい、元気、親しみやすい
色相感は単なる「きれい・かわいい」だけでなく、見る人の感情や行動にも影響します。
例えば、
・赤系→注目させたい
・青系→安心してもらいたい
・緑系→自然・安全・やさしさ
「何を伝えたいか」から色を選ぶことが重要です。
色相感を活かすコツ
・メインの色相を決める
→イメージに合わせて「主役の色」を1系統決める
・サブカラーは近い色相に
→色相差を抑えるとまとまりが出る
・印刷物では紙・加工も意識
→同じ色相でもマット紙、光沢紙、PP加工(紙の表面に薄いポリプロピレンフィルムを貼る加工)で色相感は微妙に変わる
・反対色は「アクセント」に限定する
→色相感で補色(正反対に近い色)は、視認性が落ちて見づらく感じる
まとめ
色相感は、デザインの印象を決める“見えない設計図”のような存在です。
「何を伝えたいか」を起点にメインの色相を定め、サブカラーは近い色相で統一感をつくり、補色など強い対比はアクセントとして量をコントロールすると、意図がぶれにくくなります。
さらに印刷物は用紙や加工によって同じ色でも見え方が変わるため、印刷条件を踏まえて色を決め、校正(本番前の試し刷りで色・文字・レイアウトを確認し、必要に応じて修正する工程)で最終確認することが重要です。
株式会社イナガワは校正まで一貫して対応いたします。
理想の仕上がりを、最後の一刷りまでご一緒に形にしましょう。
