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小ロットのご相談について
最近増えている食品パッケージ相談の傾向
「この数量でもパッケージは作れるのだろうか」
最近、食品メーカー様や個人ブランド様から、こうしたご相談をいただく機会が増えています。
以前は「ある程度の数量がないと難しい」というイメージを持たれがちだった食品パッケージですが、近年は商品づくりの考え方や販売スタイルの変化により、相談内容にもはっきりとした傾向が見られます。
今回は、現場で実際に増えている小ロットパッケージ相談の特徴についてご紹介します。
小ロット相談が増えている背景
まず大きな理由として挙げられるのが、商品の作り方・売り方の変化です。
・テスト販売からスタートしたい
・季節限定・イベント限定で販売したい
・ECや直売所など、販売チャネルが多様化している
・在庫リスクをできるだけ抑えたい
こうした背景から、「最初から大量生産するのではなく、必要な分だけ作りたい」という考え方が当たり前になってきています。
実際に多い相談内容とは?
小ロットのご相談で多いのは、次のようなケースです。
・既製袋を使って、オリジナル感を出したい
・ラベル貼りや簡易加工で対応できないか
・デザインはあるが、どの素材が適しているかわからない
・将来的に数量が増えた場合も見据えて相談したい
「小ロット=簡易的なパッケージ」というわけではなく、限られた条件の中で、どう見せるかを重視されるお客様が増えています。
小ロット対応で重要になるポイント
小ロットのパッケージでは、次の視点が特に重要になります。
・仕様を決めすぎないこと
最初から細かく決めすぎると、コストや納期の制約が大きくなります。
あえて選択肢を残した設計が、結果的に柔軟な対応につながることもあります。
・将来の展開を見据える
「今回はこの数量だが、増えたらどうなるのか」
この視点を持っておくことで、後からの作り直しを防ぐことができます。
・見た目と作りやすさのバランス
デザイン性だけでなく、実際の作業性や充填方法も重要です。
現場目線での確認が、トラブル防止につながります。
小ロットだからこそ、相談から始める価値がある
小ロットパッケージは、「できる・できない」をすぐに判断するよりも、条件を整理しながら最適解を探すことが重要です。
数量、商品特性、販売場所、今後の展開。
これらを一緒に整理することで、想定以上に選択肢が広がるケースも少なくありません。
まとめ
小ロット対応のご相談は、決して特別なものではなく、今や食品パッケージではごく一般的なテーマになっています。
「この数量でも大丈夫だろうか」
「まだ仕様が固まっていないが相談していいのか」
そんな段階こそ、パッケージの相談を始めるタイミングかもしれません。
株式会社イナガワでは、数量の大小に関わらず、実際の運用や将来性を踏まえたご提案を心がけています。