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朝食の大切さ
8月も折り返しましたが、まだまだ暑さは続き、熱中症や脱水症が心配な季節です。
夏は、気温とともに体温も上昇するので、体は発汗によって体温を下げようとします。
その汗には、水分だけでなく塩分も含まれており、この両方が失われることで脱水症になるそうです。
脱水症を放っておくと熱中症、熱射病へと症状が移行するそうです。
熱中症予防には、脱水症を予防するための水分補給が欠かせません。
水分と聞くと飲み物だけを連想しがちですが、意外にもまず第一に食事、
そして第二に飲み物からの補給を意識する事が大事だそうです。
食事に含まれる水分量は、料理の組み合わせや、調理方法、使用する食材によりも変わりますが、
一度の食事で300〜500㎖の水分補給ができるそうです。
更に飲み物を含むと、なんと一度に700㎖程の水分を補給している事になるのです。
しかし、同じ量の水分を飲み物のみで摂るとなると、
一度に500㎖のペットボトル1.5本程度飲まないといけません。これは、大変ですよね。
しかも、水分のみでは、不十分なのです!
水分を摂ると汗の量が増えますが、汗と一緒に体内の塩分や鉄分も大量に失われてしまいます。
それらを補給しないと体内の電解質のバランスが崩れ、水分を摂っていても脱水症状になってしまうのです。
そのため、水分だけでなく、塩分も合わせて摂ることが大切です。
また、寝ている間には、汗と呼気から500㎖以上の水分、多い時には1ℓの水分が失われているそうです。
体重の1~2%の水分減少で、すでに軽い脱水は始まります。
そこで、朝自宅でできる一番の熱中症対策は、朝食を摂ることです!!
時間や食欲がない•ダイエットをしているからと、朝食を抜きがちですが、
体の水分タンクが空のまま活動することになるので、とても危険です。
朝食を摂ると水分だけでなく塩分も補給することができ、体温を下げる効果のある汗も出やすくなります。
〝夏こそ 熱中症予防には朝食を!〟ですね。
当たり前ですが、一日三食しっかり食事をし、暑さに負けず元気に楽しく笑顔で過ごしていきたいです。
アシスタントT