最近マーケティングに関する本を読んだ中で興味深かった記事をご紹介させて頂きます。

人間はあるカテゴリーの商品を常に検討して買っているわけではありません。
飲み物であれば、せいぜい2〜3種類からその日も気分などに合わせて選ぶことが多いような気がします。
この選択肢のセットを「エボークセット」といいます。

一度「エボークセット」に入ってしまえば、
ユーザーはその中で商品を選んで行くようになっていきます。
よって、一度エポークセットから漏れてしまうとシェアを上げることが難しくなってきます。

マーケティングを行う上で、「エポークセット」の中に入ることが目標となります。
しかし、エポークセット内の順位が下位の場合、選ばれる回数が減ってしまいます。
そのため、出来る限り好感度やブランドロイヤルティを伴い、
第一想起ブランドとなることがシェア獲得に有効な手法であるようです。

自然に商品を買っているようですが、
マーケティング視点で考えてみると面白いなと思いました。

Shuto