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サステナブル
先日、関西第1回サステナブル・マテリアル展に参加させて頂きました。
「脱酸素・資源循環型社会を実現するためにサステナブル素材」の開発が進んでおります。
サステナブルとは、「持続可能な、ずっと続けていける」という意味があります。
しかし、実現は容易なものではありません。
地球温暖化の問題や、経済活動による二酸化炭素(CO2)の排出量が急増し、世界の平均気温も上昇傾向にあります。
この様な状況が続くと世界各地で気候変動をもたらし、
集中豪雨や高温などといった異常気象を引き起こすなど、深刻な影響が出ています。
日本では、昨年7月1日にレジ袋有料化から一年が経ちました。
スーパーなどでは、エコバックを持参する人が増えている様です。
レジ袋を有料化にする事で、消費者の意識が高まって袋を辞退する人が増えて来ていることで、
プラスチックの削減に繋がっている様に思われます。
スーパーなどでは、レジ袋の辞退率が2019年57.21%から2020年は75.33%に上昇し、
様々なところで脱レジ袋の動きが加速しています。
しかし、レジ袋は買わないが、ゴミを捨てるなどを理由にレジ袋と同じようなゴミ袋を購入する人が増えている様だ。
レジ袋の有料化以降、家庭用ポリ袋の購入量が2〜3倍に増えています。
ゴミ袋としても便利なレジ袋を有料化にする事で、
ゴミそのものを減らすことに繋がりプラスチックゴミの削減にもなって行くと思われます。
いくらであればゴミ袋を貰わないかのアンケートでは88%の人が5円を超えたら貰わないそうです。
プラスチックゴミは、一人一人が心掛けて減らしていく努力が必要ですね。
弊社では、環境に配慮したパッケージのご提案を進めさせて頂いております。
バイオプラスチック、紙製品、薄肉化、環境配慮型パッケージ、リサイクルなど
プラスチック素材の量を減らしながら、
商品の品質や見た目、作業性など様々な視点から考え「包む」ことの大切さと
エコ素材を使用したパッケージを進めながら、
環境への取り組み意識の変化を大切にし、これからどう広めていくかが重要だと思います。
代表取締役社長 佐伯 輝彦